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野鳥の観察記録

連休は風が強くて野鳥観察には厳しかった

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連休中は風が強く、とてもじゃないが観察できる雰囲気ではありませんでした。
風のないエリアに遠征してもよかったのですが、このコロナ感染拡大中に遠方に行くのはどうかと思ったのでまたの機会にして、近所の里山を散策しました。

しかし、ちょうどISO設定、シャッタースピード設定が使いこなせていなかったこともあり、里山に出向いて練習してみました。
今回は野鳥が期待できないほどの強風だったので、X-Pro2ではなくRX10m4を携行しています。

 

ISO・シャッタースピードの設定

概ね以下の様な設定としています。

 ISO  〜12800 
 シャッタースピード  1/250s〜1/1000s 

シャッタースピードについてはまだまだ勉強中なので、シチュエーションに合わせて使い分けることはできておらず、単純に変更してどう写るのかを確認しているレベルです。 

www.810note.com

 

野鳥は見つけられるのか!?

そもそもあまりの強風で、とてもじゃないけど木に止まっている野鳥を撮影するのは厳しいと思っていたのですが、里山の少し暗い樹林帯の中の枝を撮ったりすれば確認できるかなというレベルで里山に向かいました。 

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露出時間: 1/1250 感度(ISO): 6,400 35mm換算レンズ焦点距離: 598 Fナンバー: 4

1日目に梅の木がたくさん植っているエリアでジョウビタキの♂♀をみる事ができました。今回は綺麗に野鳥を撮る事ではなく、シャッタースピードとISOで明るさがどうか?という点を確認したかったので、とても見られたもんではないジョウビタキではありますがご容赦ください。

ちなみに撮影できたのは木々の間の奥の方にいるメスだけです。オスは早々に飛んでいってしまいました。しかし、これでも今までと違って加工で明るさを調整しなくてもちゃんと見れます。かなり薄暗いのにここまで見れるのはISO感度が6400まで上昇しているおかげですね。

焦点距離もほぼ600mmの望遠でF4、拡大するとISO6400なだけにノイズが多少乗ってきてしまっていますが、拡大しなければそれほど目立たないと思います。
私レベルの鑑賞では十分です。

しかし、かなり薄暗いのにここまで写るのにはびっくりです。ISO感度についてもっとちゃんと理解しておけば今までももっと良い写真が撮れたかも...なんて思いますが、まだまだ観察チャンスはあると思うのでめげずに楽しもうと思います。

 

二日目はジョウビタキメスが顔を出してくれた

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露出時間: 1/250 感度(ISO): 200 35mm換算レンズ焦点距離: 573 Fナンバー: 4

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露出時間: 1/250 感度(ISO): 200 35mm換算レンズ焦点距離: 573 Fナンバー: 4

f:id:hato36:20201122144040j:plain露出時間: 1/250 感度(ISO): 200 35mm換算レンズ焦点距離: 573 Fナンバー: 4

f:id:hato36:20201122144037j:plain露出時間: 1/250 感度(ISO): 200 35mm換算レンズ焦点距離: 573 Fナンバー: 4

f:id:hato36:20201122144004j:plain露出時間: 1/250 感度(ISO): 1000 35mm換算レンズ焦点距離: 573 Fナンバー: 4

 

二日目はおそらく昨日と同じジョウビタキのメスが同じ場所で待っていてくれました。
そして普段はあまり使わない連写で撮ってみましたw
最後の一枚は同じ場所ではありますがが、先の写真とは別の場所に止まった時に撮影しています。あまり状況は変わらないですが、背景が変わったからか、ISOが1000に上がっています。

今回はほとんどが1/250というシャッタースピードで撮影していますが、止まっている野鳥で暗い場所ならば、もう少しシャッタースピードを落としても良いでしょう。
その方がISO感度は低くなってノイズも少なくなる。

しかし、シャッタースピードを上げて多少なりとも連写をしたからか、口を開けて鳴いているシーンが撮影できました。今までだったら口元がボケていたのでは無いかと思います。正直連写は後から写真の整理が大変になるので使いたくないのですが、生態と言えるシチュエーションが撮影できるのは面白いと感じました。
面倒ではありますが今後は連写も使ってみようと思います。

シャッタースピードは、とりあえず1/250をベースに、エナガだったら1/1000とか1/1600といったより高速なシャッタースピードを使い、動きの少ない鳥だったらより遅くしてISOを稼ぐという使い方が容易にできる様になりたいところ。

X-Pro2だとシャッタースピード優先にすることで、フロントダイヤルでシャッタースピードが容易に変更できるので、それをうまく使ってシャッターチャンスを逃さない様に野鳥を撮影したいですね。

慣れるためにも今シーズンはもっともっと野鳥を撮影していきます。